高円宮賜杯第40回記念全日本学童軟式野球大会マクドナルド・トーナメント東京都大会兼フィールドフォース・トーナメント ベスト8

11/15(日)、駒沢オリンピック公園総合運動場硬式野球場へ会場が変わり、ベスト8以上の4試合が開催されました。

オークスは10時30分からの第2試合。
贅沢な室内ブルペンでのアップ、監督の新潟のお土産のお饅頭を選手達はぺろりと平らげ糖分も気合いも十分。
少しは緊張しているのか、と思いきや選手達はノー天気で笑顔も見え、気負いはなかったようです。

最高の晴天、最高の舞台、最高の相手にオークスは先行でプレイボール。
相手の深川ジャイアンツさんのピッチャーは、NPB12球団ジュニアトーナメント2020にも選出された選手で球速は120kmととても同じ小学生とは思えないビュンビュンの球でした。

ボコボコにやられる覚悟、それが良い意味での開き直り、チャレンジャーであるが故の精神的なアドバンテージがあったのか、何と5回まで0-0の互角勝負。
そして、先週の試合でサヨナラヒットを打った5年生がこの試合もビュンビュンのピッチャーから初回にセンター前ヒットを打ち、6回、ライトライン際にテキサスヒットを放ちまさかの先制点を奪取しました!!

もしかして・・・なんて思った矢先、裏に2番打者にランニングホームランを打たれあっという間に同点に追いつかれました。
7回、両者0-0のまま、タイブレークに。
オークスは0点に抑えられ、運命の裏の相手の攻撃。
1アウト満塁でエースで3番のビュンビュンだった打者に100mは飛んでるんじゃないか、大気圏まで飛んでるんじゃないか、と思えるほどのセンターへの大飛球が犠打となり、サヨナラ負けとなってしまいました。

両者流れを渡さないシーソーゲーム。
決して最後まで諦めることをしなかったオークス。
最高の大一番で最高の好守もたくさん出て、最高のゲームを見せてくれました。

選手の皆、この最高の舞台で最高の試合を見せてくれ、いつしか忘れていた本気の情熱、本気の応援を保護者にさせてくれ、本当にありがとう。
心の底から感動、熱くなれました。
本音を言えば勝てるチャンスはあっただけに、どこか清々しさもを感じながらももう少し、本当にもう少しで良かったから一緒に夢を見ていたかったです。
これを書きながら昨日のことが走馬灯のように蘇り、不覚にも熱いものが込み上げて来てしまいました・・・。

選手の皆、この夢舞台まで連れて来てくれた指導者、仲間、練習場所を提供してくれた小学校、八王子市、大会を開催してくれた八小連、これまで戦ってくれたライバルチーム、そして万全の状態で試合に臨ませてくれたお父さん、お母さん、試合の応援にかけつけてくれた、おじいちゃん、おばあちゃん、姉妹、兄弟、OB・OGへ最大級の感謝をしましょう!!

さて、そうは言いつつもまだ公式戦は残っています。
今度の3連休は八王子少年軟式野球選手権【特別】大会の準々決勝以降の試合が組まれています。
真の八王子チャンピオンを決める今シーズン最後の八王子市の大会です。

得てして、燃え尽き症候群にてコロっと負けてしまうことがままあります。
しかし、ここでちゃんと区切りを付け、気持ちを入れ替え、再度一戦必勝の火をつけましょう!!
特に6年生諸君。
昨日は打たなければならない6年生がノーヒットでは勝てるものも勝てるわけがありません。
結果には必ず原因があります。
各自で家庭で振り返り、土曜のチーム練習で確認、修正し、本調子を取り戻し、試合に挑みましょう!!

深川ジャイアンツさん、対戦ありがとうございました。
引続き交流を宜しくお願い致します。
そして、頂点を目指し、11/22(日)大安の日、準決勝・決勝のダブル。
完全燃焼して下さい!!
応援しています。

また、本大会、コロナ禍にありかつ困難な開催条件の中、感染予防等に最大の対策を頂いた、東京都軟式野球連盟、目黒区軟式野球連盟、及び関係者の皆様。
素晴らしい思い出が出来ました!!。
この場をお借りし、御礼申し上げます。

今シーズン、マラソンで言えば40kmを過ぎ、最後の力を振り絞る時点まで来ましたが、まだまだ大会、試合は続きます。
変わらぬ皆様のお力添え、応援を選手達へ目一杯下さい!!
宜しくお願い致します!!