気持ちをひとつに

快晴の空の下、滝ケ原グラウンドで八王子選手権の2回戦が行われました。
ベスト4進出をかけ、同じ中央リーグ所属のアンギラスさんとの対戦です。
アンギラスさんとは、今年度1勝2敗と分が悪く、当たりたくなかった相手です。

それに加えて最近のオークスは、なかなか打線がつながらず
さらに投手陣も思うようなピッチングができず苦戦が続いています。

先日の中央リーグのフレンズジュニアさんとの対戦では7三振を奪われての敗戦。
監督からは気持ちの問題だ!と…
この日は好調5年生を先発に起用し、回ごとに円陣を組み気合を注入して臨んだ試合でした。

オークスは後攻です。
1回表、先頭を三振に打ち取り上々の滑り出し!と思われましたが、
2番に四球を与えると3番の内野ゴロを上手く処理できずエラーとなりピンチを迎えてしまいます。
しかし、ストライク先行の良いリズムで打たせて取るピッチングで無失点で切り抜けました。

「ピッチャーがいい流れを持ってきてくれました!
先制点取って、こっちにもっと流れもっていきましょう!!」

1回裏、猛打爆発!と行きたいところですが3者凡退に打ち取られます。

2回表、1アウト後に四球を与えてしまうと8番打者の当たりはライト前への飛球。
ダッシュ一番、ダイビングキャッチ捕球しワンアウト!
後続もファーストライナーに打ち取り得点は許しません。

「ライトのいいプレーがでて、流れはきてるよ!
ここで先制して勝ちにいきましょう!!」

2回裏、守備で作った流れを攻撃につなげたいところです。
先頭の4番がセンターへの強襲ヒットで出塁します。
5番にはエンドランのサインが、しかしこれが裏目で、
ショートライナーとなりダブルプレーとなってしまい結果的に3者凡退となります。

3回表、先頭をセンターのナイスプレーでアウトにするも、連続四球でピンチを迎えます。
しかし、またもライトの好プレーで得点を許しません。

「ライトがカッコいいプレー見せてくれました!
 勢いに乗ってランナーためて先制点とりにいきましょう!」

3回裏、先頭が四球で出塁すると盗塁と内野ゴロで1アウト3塁のチャンス。
9番にはセーフティースクイズのサイン。
上手く3塁線に転がしましたが、1塁は惜しくもアウトに。
その送球間に3塁ランナーがホームを狙いましたがタッチアウトとなり得点できませんでした。

4回表、ツーアウトを取ったところで球数制限となり、マウンドを6年生に託します。
この3回までの投手戦からの緊張か、ストライクが入らず、連続四球を与えてしまいます。
しかし、しっかり踏ん張って後続は打たせて取り、無失点で切り抜けます。

「ピッチャーきっちり抑えてくれました!
打順1番から、ここで先制点取って、ピッチャー楽にしてあげましょう!!」

4回裏、先頭の1番が四球を選ぶと、俊足を生かし二盗、三盗を決めノーアウト3塁に。
続く2番の当たりはショートゴロ。
ショートからの送球をファーストが弾いた隙を見逃さず3塁ランナーがホームイン。
ついに均衡を破る先制点!!

続くキャプテン、レフトの頭を越えるランニングホームランで3-0とリードを広げます。
さらに今日はレフトでのファインプレー、継投でふんばった6番がレフトオーバーの大飛球。
涙・涙のランニングホームランとなりました!

5回表、惜しくも併殺とならなかったプレーもありましたがこの回も無失点で抑えます。

最後の円陣!流れがきている!!
ここでたくさん点とって、試合決めちゃいましょう!!」

5回裏は、内野ゴロでも全力で1塁ベースを駆け抜けようとする気迫で
相手守備のミスを誘い、2点を追加しました。

6回表、ツーアウトながら満塁のピンチを迎えます。
ここでキャプテンに継投。
相手打者の粘りに屈し、押し出しの四球を与えてしまいますが失点はこの1点のみ。
後続は抑え6-1での勝利となりました。

この日は終始、気持ちを強く持って集中力を切らさず、
控え選手も含め声を掛け合い気持ちをひとつにして勝ち取った白星でした。

しかし、2ホーマーはあったものの打線はだいぶ控えめな印象…。
準決勝では猛打爆発を期待しています!

アンギラスさん、対戦ありがとうございました。