汗と涙と厳しさと…その先に続くもの

本日は中央リーグの3戦目、川町野球場でアンギラスと対戦です。

オークスの後攻の試合となりました。

1回表、先頭打者を三振、2番打者もピッチャーゴロに仕留めましたが、守備のミスが続き1点を先制されてしまいました。

1回裏、盗塁を重ねて進塁し、ホームを狙います。
何とか1点を取り返し、同点で2回に突入。

続く2回表、レフト越えの三塁打を打たれるなど、3点を失い、1回と同じくリードを許す厳しい展開となりました。

しかし、「取られたら、取り返すのみ!」監督の力強い指示に、大きな声で答える選手たち。
気持ちは全く折れていません。
2回裏、大きな一打こそないものの、次々と出塁すると、盗塁を決めて、積極的に進塁し、得点を重ねます。
5点を獲得し、2点リードとなりました。

3回、4回は両チームとも得点はありませんでした。

5回表、エラーで出した2人に本塁を踏まれて、同点とされましたが、その裏も無得点のオークス。
同点で最終6回を迎えることになりました。
4回裏、5回裏と3塁までランナーを進めながら、点が取れない。
1点の重みが圧し掛かります。

6回表、外野安打を浴びるなど4失点。
しかし、「取られたら、取り返すのみ!」これしかありません。

6回裏、2番打者がヒットで出塁すると、3番打者のエースはセンター越えの三塁打。
続く4番のキャプテン、決めるときには決めるとばかりに、内野安打でランナーを帰し、計2点を奪いました。

2アウト走者2塁の場面となり、6番打者が執念でライト前ヒットを放ち、打点を挙げると、二盗、三盗を決め、二死なれど同点のランナー三塁。
一打同点の場面となりましたが、反撃はそこまででした。

1点の重みを感じ、1点に泣いた試合でした。
でも、勝ち負けは別として、次に繋がる良い試合でした。
練習のエラーと試合のエラーは、同じエラーでも同じではないこと、自分のミスは全員の涙になるし、自分の活躍は全員の笑顔になること、練習でできないことは試合でもできないことなど、いろいろと勉強できました。

砂ぼこりの舞うグラウンドの中で戦った選手たちの顔は、汗と涙で散々なものでした。
今は泣いてもいいかもしれません。
でも、次の練習ではいい顔見せてくれよ。
1点を取ることの難しさや、1点を取られることの厳しさを知った君たちは、また一つ大きくなったのだから。

次の試合は、三多摩大会の決勝トーナメントの予定です。
また、負けられない試合が続きます。
負けないためには、とりあえず練習!張りきって行こう!!

アンギラスの皆さん、ありがとうございました。

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(2015年5月10日の記事です)