南大沢オークス少年野球部BLOG

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ジュニアチャンピオン大会決勝戦!

いよいよジュニアチャンピオン大会の決勝戦。

大会前は、このメンバーで本当に試合ができるのかと不安要素だらけでしたが、
4つの勝利を積み重ねて掴んだ舞台です。

決勝戦ということで、トップチームの皆さんも応援に駆けつけてくれました。
右バッターしかいないオークス低学年にとって、打席から見える一塁側のこの応援は心強い。

相手は、帝京ベースボールジュニアさん。
前の試合や中央リーグスポーツフェスティバルを見ていても、個々の能力が非常に高いチームです。

オークスは、序盤から決勝戦の独特な雰囲気に呑み込まれます。
1回表の攻撃をあっさりと三者凡退に抑えられ、その裏の守りでは、
これまでの試合、安定した投球を見せていた背番号1が先頭バッターに四球を出した後、
帝京打線に掴まり、さらには守備のミスも重なり初回いきなりの4失点。厳しい立ち上がりとなりました。

その後も試合巧者の帝京さんに小刻みに追加点を重ねられます。
オークスもチャンスは作りますが、要所を抑えられ、4回に内野ゴロの間にようやく1点を返します。

しかし、その裏に1点を追加され、なおもランナー3塁のピンチ、
このランナーが返ればコールド負けという後がないところで、ピッチャーから3塁への牽制、
これにランナーが飛び出し、なんとかアウトを取って、首の皮一枚繋がりました。

最終回は、9番からの打順で代打の背番号24は2年生。
初球頭上のはるか上を越えるボールを空振り、誰もが厳しいと思いましたが、
その後ファールで粘り、なんとデットボールで出塁。
この土壇場で飄々と仕事をする2年生にあっぱれ!

しかし、1.2番が倒れ、本当に後がなくなったオークスは、ここから粘りを見せました。
臨時代走の盗塁や相手ピッチャーのボークで1点を返し、背番号1の3番がデットボール、
背番号5の4番は大ファール連発後の四球、背番号0の5番は追い込まれながらも三遊間を抜けるヒットでつなぎ、ツーアウト満塁に。

バッターは4年生の背番号7。
帝京さんが守備のタイムを取ったところで、監督がベンチに呼びます。
「指3本分短く持って、最後までピッチャーに胸を見せないで振り切っておいで」と、
敢えて具体的な指示を出す監督に頷く背番号7。

結果は、ショートゴロに打ち取られ、ゲームセット。

本当によく頑張った準優勝。成長の証の準優勝。でも、やっぱり悔しい準優勝です。

表彰式後の記念写真はどことなく悔しい感じの写真となりました。

オークス低学年は八王子の準優勝チームとして、南多摩・武相大会へ出場することになりました。
八王子準優勝の名に恥じぬよう、頑張りましょう。

対戦していただいた帝京ベースボールジュニアさん、都大会での上位進出を祈念いたします。
今後も同じ中央リーグのチームとして胸をお借りできればと思います。
また、連盟の皆様、本大会を運営し、子供たちに成長の機会を与えてくださり、本当にありがとうございました。

最後に、オークス低学年は4年生5人、3年生4人、2年生2人、1年生1人の計12名で活動しています。
この12人の仲間を大大大募集しておりますので、いつでも体験にいらしてください!

あとがき
試合後の昼休み、いつものミニ野球ゲームで普段の笑顔に戻りました。
1年生から4年生が混じって、子供たちだけの遊び野球、これが一番楽しいんでしょうね。

中央リーグA秋季3戦目。

天高く馬肥ゆる秋!
プロ野球ではCSが終わり、間もなく日本シリーズが開幕。
MLBではポストシーズンの熱い戦いが佳境を迎えております。
ダルビッシュ投手の活躍に期待です!

オークスの子供たちも学校の運動会もあれば、
野球の試合も毎週のように入ってきて、スポーツの秋本番です。
大人は食欲の秋にまかせて肥え過ぎないよう、子供たちと一緒に体を動かさないと…

さて、先週の日曜日は中央リーグの試合でアストロジャガーズさんとの対戦でした。
6年生にとっては残された試合が数少なくなってきた中、
来年の主役となる5年生を先発ラインナップに並べての試合となりました。

試合前の先攻・後攻を決めるジャンケンから駆け引きが始まっています。
相手キャプテンに「チョキを出して!」と言われ、素直にチョキを出して勝ってしまったオークスキャプテン。
後攻を選び満面の笑顔です!

オークスの先発は来年のエース候補の一人である5年生。
前回の登板ではいきなり先頭バッターに死球を与えリズムを崩しましたが、
この日はストライク先行の打たせて取るピッチングで上々の滑り出しです。

1回裏、オークスの攻撃。
先頭の俊足5年生が四球で出塁し、すかさず盗塁を決めると
2番の5年生がライト前に弾き返すタイムリーヒット。
5年生の1、2番コンビで先制点をもぎ取りました。

2回表、先頭打者にツーベース打たれピンチに。
しかし、三盗を狙ったランナーを5年生キャッチャーが阻止!無失点で切り抜けます。

2回裏、先頭の6年生がレフト前ヒットで出塁し、ここでエンドランを仕掛けます。
5年生の打者が上手く1・2塁間に弾き返し大成功!
ノーアウト1・3塁のチャンスとなります。
内野ゴロの間に1点を追加しなおツーアウト1・3塁という場面で来年の4番候補に打席が回ります。
初球から思いっきり狙って行けと言われフルスイング!
ツーストライクと追い込まれはしましたが、右中間に弾き返す2点タイムリーで4-0と突き放します。

3回の表、先頭にスリーベースを打たれ、そのあと内野ゴロの間に1点を返されます。
しかし、センターを守る5年生の好捕もあり、追加点は許しません。

4回裏、先頭の5年生がヒットで出塁。
1アウト後、2番を打つ5年生もヒットで出塁すると3番の5年生は四球を選び、
5年生で満塁のチャンスを作りました。
ここで6年生の登場です!まずは4番のキャプテン!
打ちたい!!俺が決めてやる!!!そんな気持ちをグッとこらえ、押し出しの四球を選びます。
さらに5番を打つ6年生が2点タイムリーを放ち、7-1とリードを広げました。

5回表、5年生から5年生への継投です。
前回登板では四球を連発し1アウトも取れず交代となっていました。
しかし、この日は見違えるようなピッチング!
ストライク先行で打たせて取り、3者凡退に打ち取りました。

6回表、さらに5年生に継投です。
前回登板では散々なピッチング。
この日も先頭に粘られて根負けし、四球を与えてしまいます。
しかし同級生に負けられないという気持ちが勝ったか、
その後はストライク先行で打たせて取るピッチングがこの日はできました。
途中から出場している6年生が横っ飛びで捕球するなど気迫あふれるプレーも随所にあり、
2点は取られたものの7-3で勝利を収めました。

チーム一丸となっての価値ある勝利と言えるでしょう。
控えに回った6年生は試合に出たい気持ちがあふれ出ていました。
その気持ちを次週の試合で思う存分爆発させて欲しいところです。

アストロジャガーズさん、ありがとうございました。

ジュニアチャンピオン大会準決勝戦!

食欲の秋、読書の秋、芸術の秋…
秋はいろいろなことがはかどり、物事に集中して取り組める季節。
オークスのチームカラーはエンジ。エンジは何となく秋を連想させるものです。
オークス低学年のエンジの選手達は「学童野球の秋」を満喫中。

ジュニアチャンピオン大会準決勝の相手は、同じ中央リーグの
小宮シャークスとアストロジャガーズの連合チーム、小宮ジャガーズさん。
夏の練習試合で負けている相手です。

今日はついにこの子がやってくれました。
これまで、潜在能力をずっと潜在させてきた背番号22。

練習では素晴らしい打球を飛ばしますが、試合になるとバットが出ない…
しかし今日は甘い球を積極的に自分から仕掛けにいき、第一打席でライトへの公式戦初ヒット!
相当な覚悟を持って打席に立ったのだと思います。
その後の打席は背中が大きく見え、全打席出塁。
彼が自信をつけたことは、このチームにとって非常に大きい。

そして、この試合も背番号1のピッチャーを中心とした守りで無失点。

背番号0のキャッチャーは、序盤フォアボールで出した嫌なランナーの盗塁を刺し、
テンポよくピッチャーをリード。

背番号23のセカンドは、3度の守備機会を確実にアウトに。
卒なくこなしているように見えますが、内心はドキドキ
(親はもっとドキドキ)しながらのプレーでしょう。

攻撃では、7番から9番までの下位打線で7度の出塁、
追加点が欲しいときにキャプテンの右中間タイムリーツーベース、
ツーアウトランナー無しから怒涛の繋ぎで10得点と、それぞれができることを。

オークスには決して上手い子はいない、低学年ですのでもちろんメンタルにも波があります。
でも、一回戦の試合前に整列したチームと、今日の試合の勝利後に整列したチームは、
まるで別の成長したチームとなりました。

いよいよここまで来ました。
決勝の相手は帝京ベースボールジュニアさん。
準決勝、決勝と痺れる1点差ゲームを制してきた、個々の能力が高い強豪チームです。

オークスの選手達には、どんな展開になろうとも、
絶対にあきらめない、気を抜かない、自分のやるべきことをやる、
そして、決勝戦の雰囲気をぜひ楽しんでほしいです。
結果は、神様しかわかりませんから。

決勝はオールオークスで応援します!
チームオークス皆で笑って泣ける劇的な「実りの秋」となりますように。

ジュニアチャンピオン大会3回戦!

いよいよベスト4を賭けてのジュニアチャンピオン大会の3回戦!

ここまで試合毎に力を付けてきているオークス低学年チーム。
準々決勝の相手はめじろ台ファイターズさんです。
今回はどんな試合展開が待ち受けているのか!?

オークス後攻で始まった試合。
今日の主役はなんといってもこの選手!
オークス低学年の大黒柱、背番号1番!

1回表、相手チームの攻撃。
1番バッターに内野安打を許し、盗塁2つでノーアウト3塁とピンチの場面。
先制点を許す覚悟した場面…ここで圧巻のピッチングを繰り広げてくれました。
なんと後続を3者連続三振に切って取り初回のピンチを0点で切り抜けます!

打ってはその裏、1アウトからレフトオーバーの先制2ランホームラン!!
一気にこちらに流れを持ってきてくれました。

そして大黒柱が作った流れを全員で丁寧に繋いで初回3点、
2回1点、3回5点と合計9得点!

またこの背番号1、初回の3者連続三振を含め大谷翔平もビックリ!
なんと8者連続三振!!投げて打ってと大車輪の活躍です。

またこの試合で嬉しかったプレーがもうひとつ。
ライトを守る背番号21、チーム唯一の女の子です。

実はこの子、数ヶ月前まではキャッチボールでボールを怖がっていました。
その子がなんとライトゴロをファーストでアウトにしたのです!!

試合にとってはただのアウトひとつかも知れませんが
このアウトはチームにとって、とても大きな1アウトだと思います。

男の子に混じって一生懸命努力した結果が試合で
成果として表れる、素晴らしいですね。

また試合に出ていない子も一生懸命、自分たちの役割を果たしていました。
本当に素晴らしいチームになってきました。

めじろ台ファイターズさん対戦ありがとうございました。

さぁジュニアチャンピオン大会もついにベスト4、次は準決勝です!

個人の力は、まだまだかと思います。
でも、野球は9人でやるものです。
このチームなら一丸となって相手に立ち向かってくれることでしょう。
ここまで来たら優勝するしかない!!
選手、指導者、保護者一丸となって優勝を目指しましょう!

本日もお疲れ様でした。

ジュニアチャンピオン大会2回戦!

2週に渡る悪天候により、中止となっていたジュニアチャンピオン大会。

日本のプロ野球は、セ・リーグではヤクルトスワローズが
新人選手のサヨナラヒットで優勝を決め、パ・リーグではオリックスバファローズが
ソフトバンクホークスと同率で対戦成績により優勝を決めました。
この2つの優勝は、どちらも最後まで何が起こるかわからない劇的な展開であり、
野球の醍醐味をファンに伝えてくれました。

我がオークス低学年チームは、試合がしたくてウズウズしていた様子。
雨のバッセンでチームメイトと会い、普段の練習でも常に「試合形式がやりたいです」と。

2回戦の相手は、船田ブラックジャガーズさん。

今日は嬉しいプレーが2つ。
それぞれ右バッターのお手本となる公式戦初ヒットです。

3年生の背番号23は、右中間へのタイムリーツーベース!
母の手作り応援うちわの効果か。
この選手、打席で誰よりも大きな声で気合が入ります。
アウトを取ったあとのグーポーズもたまりません。
野球が好きで好きでたまらない、野球小僧です。

そして、4年生の背番号7は、センターへのタイムリーヒット!
オークスには他の4年生より遅く入団し、一生懸命練習してきました。
最近の練習では調子を上げていたので、必ず打ってくれると信じていました。
慣れないポジションをこの選手が守ってくれるからこそ、
いま、チームとして形がはまっています。

「自信を持ってやろう」といいますが、
その自信とは試合で結果を出せたときに生まれるもの。
そして、試合で結果を出すためには努力することが大事、
努力せずに結果が出ても、それはただのまぐれでしかありませんから。
努力して出した結果は、何にも変えがたい自信となるのです。

他の選手も、盗塁を刺したり、フォアボールで後ろに繋ぎ、
ダッシュで審判にボールを渡すなど自分の役割をしっかり果たしました。

オークス低学年は、突出した選手はいない、特別に元気があるわけでもない、
人数もギリギリ、お世辞にも強いチームとは言えません。
ただ、この2試合で成長し、顔つきも変わってきているのがわかります。
このチームは、何か劇的なことを起こしてくれそうな、そんな予感がします。

トーナメントはここからです。
胃が痛くなるような痺れる場面を味わって欲しい。
そこを乗り越えられたらまた強くなる。

船田ブラックジャガーズさん、対戦ありがとうございました。

スコアラーのお父さん、赤ペンいっぱい使いましたね。
お疲れさまでした!